今日も陽気にアレグロ技研

allegorgikenの気が向いた時の日記です

デジカメに搭載される液晶の解像度

デジカメといえば、撮影した画像をすぐに液晶で確認できるのが特徴ですが、
解像度を上げたほうが多くの情報をとして載せられますし、
なにより紙に印刷したものを見るのに近い感覚で閲覧することが出来ますね。
特にタッチ式オートみたいな機種では640x480(92万画素)の解像度なんかもザラですね。
タッチじゃなくてもリコーはCX1からその解像度を積極的に採用していて、
なかなかその辺にはこだわりがあるように思います。


ところでこの液晶の解像度、DPIで計算すると一般的なプリントとは
どのくらいの差があるのかどうか気になりますね。せっかくなので計算してみましょう。



92万画素で3インチの液晶と考えてみましょう。解像度は640x480です。
こういうインチ数は対角線の長さを示すだろうから4:3なら横幅は2.4インチになります。
そこに640のピクセルが入ることになるので、横幅で割ると640÷2.4=267です。
つまり92万画素で3インチの液晶のDPIは267程度ということになります。
一般的なプリント画質のDPIは300程度らしく、十分これに迫ることが分かりましたね。


23万画素で3インチの液晶ならDPIは133、46万画素なら188ですね。
一般的なデジカメならプリント画質の半分にも及ばないというところでしょうか。



リコーCXシリーズなどのレビューとかを見ていると、
「液晶がキレイすぎて、パソコンで等倍で見るのが逆に怖い」
というような類のコメントが多く見られますけど、それが怖いくらいなら
最初から小さい画素数で撮影すればいいのに、と思わないこともないです。