Not a PEPSI NEX
SONYの発表した新マウントのレンズ交換式デジカメ、NEXキましたねー。
わざわざレンズもセンサーも新開発して小さくしていくフォーサーズとは、
センサーの大きさを維持しながら今日のニーズに応えるという姿勢が違って面白いですね。
さて。素晴らしいポイントたちは、
- 動画と携帯性に特化しながらも、センサーサイズは従来通りで
- 連射速度などの性能もフラッグシップ機に引けを取らない
- 本体は小さいながらも、3インチ92万画素の液晶。しかもチルト式
- 一応アダプタ越しにαマウントも使えます
- 販売価格。スペックに似つかわぬ安さ。
- キットのパンケーキレンズ。
- APS-Cで16mmはかなりの広角。35mm判換算で24mmなのでWX1同程度。
ファインダーが無い以上は、液晶が”目”になるので、
この位の液晶解像度が”普通”くらいになって欲しいものですが、
この小ささでチルト式まで採用したのは魅力的。
ここで、魅力的でないポイントは?
- 手ぶれ補正はレンズ内蔵になる
- つまりαレンズでは手ぶれ補正ナシ。新レンズでもパンケーキはナシ。
- 3と5の違いは主にフルHD対応かどうかってところ
手ぶれ補正って、電子式も用意したら良くない?とか思ったり。
考えられる手ぶれ補正の無いシーンといえば、パンケーキ+本体くらい。
電子式の手ぶれ補正でも十分に取り扱い易い映像なのでは?
とにかく、コンパクトで画質はそのままという点も素晴らしいし、
なにより販売価格。予約販売の段階で、かなり安いですからこれを機に
オリンパスPENなどの価格も自然に下がってしまうかも。
スペック的には、PENユーザーを巻き込む程度のモノを持っている気がします。
αのレンズが普通に使えないのは惜しいですが、SONYとしては、
αとEの間で軽く線を引いてる感じですね。これは逆に嬉しいかも。