今日も陽気にアレグロ技研

allegorgikenの気が向いた時の日記です

Ricoh Caplio GX 第2印象

RICOH Caplio GX ブラック
*:画像はブラックですが使っているのはシルバー。


一週間近くこのカメラを触っているが、だいたいのクセやら使い勝手が分かってきた。良い点と悪い点で分けてまとめてみたいと思う。こんな古いカメラをレビューしてもまさに誰得なのだが・・

  • 良い点
    • 広角で明るいレンズで開放からシャープな写り。
    • インパクト・個性のある画作り。低感度からパッと見でノイズが出るが、汚い印象ではない。
    • コンパクトにしてはA/S/Mモードが使いやすい操作性。
    • バッテリーが単三電池式でエネループなら持ちが良い。
    • 外部ストロボが「光るだけ」だが使える。
    • 位相差センサーによるスナップ向けの高速AFと短いレリーズタイムラグ。
  • 悪い点
    • 起動から撮影できるまでの時間が長い。
    • フラッシュの充填中はあらゆる操作が不可能。
    • フラッシュを発光する可能性のある全てのモードで自動的にフラッシュの充填を始める点。
    • セルフタイマーの秒カウントがフラッシュによるものである点。
    • SDカードへの書き込み時間が長い。
    • 外部ストロボを着けても本体のストロボが同時に発光する点。
    • オートでの露出が少し不安定なところ。特に白飛び多し。


良い点も悪い点も並行して出てくるカメラである。光学性能・画像処理などは少なくとも安いカメラの上に位置できるレベルなので、ソフト面で改善できそうな点が多いのが惜しい仕様。

特に残念なのがフラッシュとそれを充填するまわりの仕様。フラッシュの充填中でも通常操作が出来ればだいぶ印象が違ったと思う。フラッシュに関する至る操作でブラックアウトし操作不能になるので・・

とはいえ、外出中/散歩中のスナップには悪くない。広角で位相差AFを搭載していることで、シャッターボタン一気押しにでもAFがモロ外れている心配は殆ど無い。
コンパクトにしては大きめだが携帯性は悪くなく、軽量でホールド感も良いので散歩中にテキトーにスナップするには良いカメラ。今後も携帯し続けるのではないかと。

そんなわけで使った結果。↓