docomoの「プリペイドデータプラン 100h」を考えてみる
12/17にSONY「PS Vita」が発売予定ですが、それに合わせてdocomoが提供する通信プランである「プリペイドデータプラン 100h」がスタートします。個人的には非常に注目しているプランなので、他のデータ通信プランと比較して特徴を挙げてみましょう。
価格が安い
月額換算で最低830円。イオンSIMの980円よりも安いです。
総合通信量が大きい
128Kbpsの通信が100時間→5.5GBytes
理論値通りに通信できれば5GBytes以上は通信できそうです。b-Mobile Fair(1GB/4ヶ月)の5倍、期間も1.5倍の6ヶ月間です。オマケの高速通信3時間も合わせるとさらに通信可能です。
期間縛りが無い
プリペイドなので利用期間に制限があっても縛りはありません。辞めたくなったら更新手続きを行わなければOKです。
ここまで非常に魅力的な説明をしてみましたが、プランの概要を整理した上で欠点について挙げてみましょう。
プランの概要(100hに絞る)
- 1チャージにつき4,980円(初回は手数料が結構掛かる)
- 最大128kbpsでの通信が100時間使える
- 最大7.2Mbpsでの通信がオマケで3時間使える
- 有効期限は6ヶ月間弱(180日間)
自発的な通信を行う端末では使い方にコツが要りそう
自発的な通信を行わないゲーム機なら通信時間をコントロールすることは難しくないと思いますが、スマートフォンでテキトウに使用すると自動通信ですぐに残時間が無くなるかも知れません。使うとすれば、「機内モード」などを使って本格的に通信のコントロールを行うべきでしょう。従って、「メールのプッシュ配信」など繋ぎっぱなしが前提の機能が利用できない可能性が高いです。
ちなみに、一日単位での利用可能時間を均等に分けると30分程度になります。
利用時間カウントの最小単位は?
「利用時間のカウント方法」はかなり気になるところです。秒単位でカウントしてくれるなら「頻繁に通信を切る」ことで利用時間を上手く抑えることができそうですが・・分単位のカウントになると10秒の通信でも1分のカウントになり、節約の意味が薄れてしまいます。時間単位のプリペイドは分単位のカウントが普通らしいですが、このプランではどんなカウントの仕方をするのでしょうね。