今日も陽気にアレグロ技研

allegorgikenの気が向いた時の日記です

Mini-ITX

Mini-ITXを中心とした小型&省電力PC向けのパーツが安くなっています。以前はケース、電源だけでも1〜2万はしたということを考えると、すごく買いやすくなりました。規格がほぼMini-ITXに統一された、という点もすごく良いですね。

いきなりこんな話題をあげたのは、AMDのCPU&GPUコアをひとまとめにした「APU」(型番としては「E-350」というらしい)がLenovoのモニタ一体型PCに搭載されたというニュースがきっかけですね。そしてこれはなかなか悪く無いと思います。CPUもGPUもそれなりに動くのであれば、サーバ用途にもOK。普段使いのブラウジング用途にもOK。カタログスペックは低めながらも日常的仕様の範疇はしっかり快適な範囲でカバーしていながら低消費電力、低発熱、静音の3点のメリットが光るところでしょう。類似構成としてATOM+GeForceの「nVidia ION」がありますが、これ、結構高いんですよね。CPUもATOMだと若干の不安がありますし。

個人的にはこういったモデルはマザーボードにCPU&GPUが付いてくる、というオマケ的なお得感が好きですね。ケース電源類が安くなった今では、OSを抜けば2.5万程度で超小型自作キットが完成します。拡張性は完全に無視することになりますが、必要十分なスペックをうまく使いこなすのもまた良いのだろう、と思います。