今日も陽気にアレグロ技研

allegorgikenの気が向いた時の日記です

Archos 28 Android tablet

知る人ぞ知る、フランス生まれのAndroidタブレットを買ってみました。
Android自体は10月頭にIS01を購入して体験済みです。

Android系統のニュースで「100ユーロからのAndroid端末」ということで、2.8インチ〜10.1インチまでの5機種を同時にリリースした製品の一番小さいものです。
本来は7インチの「Archos 70」を買いたいのですが、さすがに使い勝手の分からないタブレットでいきなり高額の商品は辛いかなと思い4.3インチのArchos 43を予約していました。
しかし43だけは入手困難らしく「仮予約」の状態から通販の状態が不動だったためにキャンセルし、代わりに国内でも普通に輸入業者が販売しだした28を購入したのです。
販売価格も15,000円程度と個人輸入をしても大して変わらない程度の値段で割と良心的でした。決して安いわけではありませんが、この大きさ/値段で近年のスマートフォンに比肩するレベルのCPUやグラフィックサポートを持っているので、性能比では安いと感じる人もいるかも知れませんね。

さてこの商品を購入した目的は以下の3点です。


感想はこんな感じです。

  • ○メディアプレーヤとしての機能は上々の出来。
    • 解像度の割にスペック高めなせいか、動画再生もスムーズ。
    • ウィジェットもプレーヤー関係がプリインストールで充実している。
    • △日本語対応がちょい微妙(再生時の曲名表示が化ける、リスト時は化けないのに)
  • ○「Files」というSambaクライアントが標準装備。予想外に使いやすい。
    • /networkにネットワークフォルダがマウントされていてどのアプリからでもネットワークアクセス可能。
    • apkインストール・音楽再生など多彩に使えます。ストリーミングは不可?
    • →ストリーミングできるかも。ただシークすると落ちたりして不安定。
  • ○感度良好タッチパネル。
    • 「感圧式」ですが指の動きにも割とスムーズに追ってきます。お中華パッド系統とは比較にならないです。
  • ☓OSがAndroid2.1。
    • これは事前から分かっていたことですが、アップデートを待つしか無いですね。オフィシャルには11月後半に、とありますが・・
  • ☓マーケットその他に非対応。
    • market://が使えないだけで結構できないことが多いんですねー。
    • AndroLibという擬似マーケットがありますが、アプリ少ないです。
  • ☓バッテリはあんまり持たない。
    • まぁスカスカに軽いですしね。外部バッテリで補いましょう。
  • WiFiの感度があまり良くない。
    • 親機のある部屋を出ると一気に感度が1になりますね。相性もあるのかも。


総合して言えば、この値段なら+5000円程度でXperiaの白ロムが買えてしまうのでコストパフォーマンスは「可」という程度でしょうねー。年内にAndroid2.2にアップしてもらえれば、この機種も真価を発揮できると思いますが・・

プレーヤーとしての感触はかなり良好ですし、PC上のファイルを変換なしに転送しても何でも再生してくれるのはAndroidならではの良さが感じられます。ストレージは4GBで限界ありますので要注意ですが。


「Android2.2搭載」で、家電量販店で\10,000程度で並べば訴求力を持つかも。