今日も陽気にアレグロ技研

allegorgikenの気が向いた時の日記です

パナの新しいデジタル一眼

パナソニックが新しく発表したデジタル一眼、「LUMIX DMC-GH1K」。
今までのコンパクトさなどに加え、フルHDの動画をフルタイムAFで撮影できる
というものである。


一眼レフでの動画撮影といえばニコンD90、キャノンのEOS 5DMk2だが、
今まではオートフォーカスを効かせて撮影することはできなかった。


EOS 5DMk2の場合はあくまでオマケだし価格帯からして、
「ちょっと一眼で動画もとりたいな〜」
みたいなユーザーが購入することはないだろうから問題にならないだろう。


パナの一眼のような「デジカメの上位版」的なモノの場合、
動画撮影機能は少なくともデジカメ並にできて初めて売れるのではないかな、
と思っていた。そこにフルタイムAF対応+動画撮影で音声もしっかり撮れる、
というDMC-GH1Kの発表である。Panasonicというかフォーサーズははじまったな、
というかフォーサーズはここから本領を発揮するだろうという感じだ。


しかし「コンデジ」と「デジイチ」という言葉の響きについて私はが嫌っているのは
周知の事実(そうか?)であるが、最近は兄弟や友人までこの二つの略語を
使いまくっているのでなんだかやりきれない。
一眼の1というのが2眼との識別のためにそう呼ばれたのであれば、
コンデジも1眼じゃないの?と思ってしまう。パナの一眼はミラーレスなので
「レフ」をつけてしまうと語弊が生じるし、ミラーがないから1眼と呼べないわけでもない。
そもそもコンデジの「コンパクト」というのはかなりファジーな形容詞だ。
まあフィルムカメラでも「コンパクトカメラ」って一般的な呼び方があったので
デジカメにもそれが適用されるということなのだろうか。

つまるところカテゴリとして分けるべきは「レンズ一体型かどうか」なのであり、
今の「デジタル一眼レフ」「デジタルカメラ」という価格.comのカテゴリは、
「レンズ交換式デジタルカメラ」「レンズ一体型デジタルカメラ」とあるべきでは。
とはいえこの二つの表現もなんか敷居が高そう、って感じでやだなあ。